Z400FX タンクの中がサビている。 オーバーフロー



見た目が、どんなにキレイでも、
その時、どんなにエンジンが調子良くても、
絶対、有ってはならない
「タンク内のサビ」。


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【タンク内のサビ】

知っての通り、ガソリンタンクは「鉄」で、できている。

それは、静電気などによる
「発火」を防止する為です。

例であげると、プラスチック(樹脂)製のポリタンクとかで、
ガソリンスタンドに持ち込みしても、ガソリンをソノ容器では、売ってはくれません。

セルフのスタンド等でも、
従業員が見てたら注意されます。

理由は、法令で、危険物取り扱いで
取り締まりが強化されているからです。

その為、原動機、自動二輪や自動車のガソリンタンクは「鉄製」と定着しています。

※草刈り機等やステンレスタンク等は別な規定規格です。


サビとは、水分からなる「酸化」等による腐食です。


そのサビは、必ずキャブレターのフロートチャンバー(ガソリンを一定量溜める器)に、
流れ込みます。

それがヤッカイなんです。


【オーバーフロー】

オーバーフローとは、
フロートチャンバー内のガソリンが、
一定の量をオーバーした時、
あふれ出る状態を意味します。

その原因は、水分 サビ 微生物 フロートピン フロートバルブ パイプ コック等、
様々有ります。


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①フロート
②フロートピン
③フロートバルブ開
④フロートバルブ閉






【タンク内がナゼ錆びる】

大きく分けると、
その原因は2つになります。

・ガソリンキャップの不具合

ガソリンキャップのエアー孔から「水(雨水など)」が侵入。

ガソリン給油時に、水が侵入。

ガソリンキャップの閉め忘れ等。


・直射日光やエンジン温度による「結露(けつろ)」。

直射日光とは、これもヤッカイなモノで、
避けては通れない、バイクにとっては、魔の光線であって、
駐車中のバイクのガソリンタンクは、直射日光によって温められます。
気温との温度差により、特に冬場は「結露」が発生します。

気温とガソリンタンク内の温度差でも同じ事が言えます。

また、走行後の駐車などはエンジンが高温の為、
ガソリンタンク内の燃料も温度が上がり、結露の発生の原因になり、
また、その膨張したガソリンが、温度降下にともない、ガソリンキャップ周辺の水分を
吸い込む原因にもなります。

通常、それら「程度」の水分は、燃料と一緒に燃えてしまいます。


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問題は、「放置駐車」の場合でも「結露」等はガソリンタンク内で発生するって事です。



空気中には、様々な微生物が浮游していて、ガソリン内の水分の中に生息するバクテリアのような微生物がガソリンタンク内に住み着きます。

そのアメーバのような微生物が、下へ下へと降下します。

同時に、ガソリンタンク内で気化した水分や固体の水分は、
ガソリンタンク内の内面に付着して酸化します。

酸化の度合いは早く、
場合により1ヶ月ほどで、
サビる酸化の環境は進行して、
確実に、鉄を腐食させていきます。

その異臭は、ドブが腐ったそのモノです。


その「腐ったガソリン」は、
膨張と収縮を繰り返し、
膨張したガスは、逃げ場を探して、ガソリンコックからガソリンホース、キャブレターフロートへ降下します。

フロートの中のガソリンは、
気化されて、腐ったガソリンと水分だけが残り、そのバクテリアが繁殖します。

それらを繰り返し、サビが降下し、フロートピンを浮かせて、
さらに降下して、
オーバーフローをさせて、
バイクは死んで行きます。


【まさか、そのタンク!】

その大きな原因である、
サビたタンクを使い回ししているって事があるんです。

一回サビたガソリンタンクは、
何とかコーティングしても、
一時的には見えなくなっても、
サビは再起します。

何とかコーティングじゃ、
直らないのです。


ガソリンタンクのサビは、
マシンにとっては「ガン」なので、必ず交換してください。

サビは、燃料フィルターを通過して、
フロートピン、フロートバルブに挟み込み、
毎度毎度、オーバーフローを起こします。

バイクは、エンジンが前傾の為、キャブレターの傾きから
オーバーフローしたガソリンは、エンジンの燃焼室へと流れ落ちて、そのガソリンは
クランクケースいっぱいにします。

そうなると、セルもキックも回りません。

サビは、かなりヤバいです。

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特に冬場乗らない時は、
燃料に2ストオイルを混ぜるとか、満タンにして毛布をかぶせて車体シートで、ガソリンタンクを保護しましょう。

水抜剤も、放置前の添加には効果的です。


【水抜剤】

水抜剤は、水分を分解するモノです。
水分を分解して、ガソリンタンク内のサビや酸化から守る添加剤なので、
用量をまもって、使用する事を
オススメします。



竹虎でした。






















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